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労務管理とは

労務管理の目的、これは一言で言えば『人材の効果的活用』これに尽きます。

「利益を上げること」「新商品を開発して社会に還元すること」などの企業体としての目標を達成するために、社員にやる気を出して大いに働いてもらうことが目的です。

労務管理の内容は、社員の募集・採用に始まって、配置・異動、教育、人事考課、昇進、退職に至るまで、また日常的にも賃金や労働時間の管理など極めて幅広いものです。たとえば以下のようなものです。


配置・異動

適材適所で持てる能力をフルに発揮

教育訓練

職業能力の向上、自己啓発努力の促進
労働時間への配慮 働きやすい環境作り。フレックスや裁量制など企業環境に適した労働時間制度の選択
賃金制度の活用 これからは年功序列よりも、職業能力の水準に応じて処遇するシステム(職能資格制度)や、成果に応じて処遇するシステム(成果主義賃金)などの導入が求められている

労務管理は、労働基準法、男女均等法、育児介護休業法、労災保険法、健康保険法などさまざまな法律の規制下にあります。

基準法は戦後憲法の改正とともに制定されました。制定当初は、労働関係に残存していた封建的な残滓(いわゆるたこ部屋に詰め込んでの強制労働や,賃金からの中間搾取(ピンハネ))を排除し、労働条件の国際的な水準を取り入れることが目的でした。

高度成長下では「働き過ぎ」という諸外国からの圧力もあって、ゆとりある労働環境を整備することが、そして今日においては男女均等・育児介護に主眼を置く一方で、人的資源をいかに有効に活用し、能力を引き出して成果をあげていくかということが大きなテーマとなっています。